ロロの空想

心に移りゆくよしなしごとを書いていくよ!

個別指導の代わりにチューターのような役割がほしい

 
 予備校にはチューターというのが存在する。
 カウンセラーのような担任のような教師のような役割を担っている。

 塾に通っている人、学校に通っている人はみんな「講義」を本当に必要としているのだろうかと考えると、そうでもないのじゃないかと私は思う。

「将来、何がしたいのかわからない」
「何をすれば成績が伸びるのがわからない」
「どの大学や職場に行けばやりたいことができるのがわからない」
 あるいは、
「友達との関係がうまく行かない」
「疲れやすくていつも寝不足」
などといったことに関して相談したい人、相談するだけでやるべきことが決まる人、というのは結構な数存在していると思う。

 何がやりたいのか見つからず、何をするのがいいのかわからないまま、勉強に対するモチベーションが地を這っている生徒がかなりの数に上る一方、将来やりたいことが明確になっている生徒は授業が退屈で律速になっていたりする。

 モチベーションがない生徒に対してはモチベーションが上がらないと勉強は身につかないし、モチベーションがある生徒に対してはよい勉強方法について相談に乗ってあげたりいい本を進めてあげたりするのがよかったりする。
 人間関係や健康について困っている生徒がいれば相談に乗ってあげたうえで、専門家に紹介すれば解決するかもしれない。

 また、勉強を教えて欲しいと思っていても、
「授業をしてほしい」
のではなく、
「質問があるので教えてほしい」
という生徒も多いだろう。
 わからないことがあったら教えてもらえるというのはかなりいい環境である。

 

 塾で個別指導や集団授業を受けたりするのではなく、わからないところだけを教えて欲しい、勉強に関して相談に乗ってほしいと思っている生徒は多いはずだ。
 授業をするのではなく、相談に乗ったり一部だけ教えるといった役割の人がいてもいいのではないか、と思う。

 

 簡単に言うと、親身な家庭教師といった具合だろうか。