ロロの空想

心に移りゆくよしなしごとを書いていくよ!

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『聲の形』感想ー恋愛でも感動ポルノでもない

(2016/9/20投稿) (2016/9/22追記) (2016/10/16追記) 聲の形を見てきた。ここでは、本編を見た人を対象にネタバレを含んだ感想を書いていこうと思う。 ちなみに、僕は漫画版は読んでいない。近いうちに読みたい思うけれど。だから、僕は聲の形を観たのは…

Seesaaからお引越し

Seesaaブログ「ロロの空想」からお引越ししてはてなの住民になりました。皆さま、なにとぞよろしくお願いいたします。 引越しの理由というのは、わりと単純でして、Seesaaよりはてなのほうが記事が見やすいということと、利用者が多いので、自分の記事も読ん…

中二病でも恋がしたい! 感想「中二病とニヒリズム」

(20171/11 修正・追記) まずは前置きから。 『中二病でも恋がしたい!』は、誤解を恐れずにざっくり言えば、父の死を受け入れられないことから中二病を装う少女と元中二病の少年を中心とした恋愛青春群像劇と言えるだろう。 中二病については、「こうあった…

他人を拒絶したくなる訳

何か目的を持った文章を書こうと思ったけどダメだった。書けない。頭が回らない。なんでだろうかと考えてみたけど、やっぱり、自分の考えていることを書くというのは、自分の内面をそとにさらけ出すということで、やはり、自分の内面を知られてしまうのでは…

自発的に自宅に閉じ込められている人々。

家にいると、思い圧迫感と束縛感を感じることがよくある。そして、どこかに出かけたくなる。解放感のようなものを求めて。しかし、用事がないのに出かけたところで、行く当てなどない。家から出てみたところで、目的地はない。だから、どこにもいけない。ど…

今の自分は本当の自分じゃないんじゃないか

今の自分が、本当の自分ではないんじゃないだろうかと不安になるときがある。僕を支える構成成分、何が好きとか、何が嫌いとか、何がしたいとか、何がしたくないとか、そういったもの。僕がどういった人間であるかというのは、そういった言葉でしか表せない…

しゃべるほどに嘘になる。

しゃべればしゃべるほどに自分のしゃべることが嘘になる。そんな気がする。僕は、何一つ本当のことなんて言っていないのではないかという気になる。自分がしゃべっているのは、本当に自分が考えていることじゃないんじゃないか、と思う。自分は本当に考えて…

目をつぶして道を歩く怖さを知ってる?

考えること、というのは結構体力を使う。体力勝負である。いや、この場合の体力というのは、肉体的な体力というのではなく、もちろん精神的な体力である。筋トレをしたからといって精神的な体力がつくというわけではない。ここでは、精神力といったほうがい…

特別な人間じゃないと言われたい

何か、自分の考えを、自分の感じていることを、自分とはいったい何者なのか、何がほしいのか、何が好きなのか、何が嫌いなのか、何をしたいのか、そういったことを書こうと思って書き始めてみたはいいけれど、何から書けばいいのかわからない。自分で自分の…

カントの純粋理性批判と神経解剖の共通点

カントのいう感性、悟性、理性って脳の解剖学的な知識と合致するんです。だから、カントの純粋理性批判って神経解剖学の仮説とも考えられるんじゃないかと私は思います。 具体的に見ていきますと、カントのいう感性ってのは感覚器のことでいいと思います。世…

私たちに本当のものは何も見えていない

私たちの目に本当のものなんて見えてないんだろうなって私は思います。 そもそも正三角形を書こうとしても、寸分たがわず、1nmもずれずに全て等しい辺を書こうとしてもほとんど無理なはずで、正三角形なんていうのは概念の話で、実際には正三角形は存在しな…

歳をとって自分を肯定する人

歳をとると、前とは違う考え方をするようになりますが、そんな風に歳を取って新しく身に着けた考えのほうが正しいとは限らないと思いませんか? 新しい考え方をするときって、「今までの自分の考え方は間違っていた。こっちのほうが正しい考え方なんだ!」っ…