ロロの空想

心に移りゆくよしなしごとを書いていくよ!

コンピュータの思想を他のフィールドに持っていく

 

コンピュータの設計思想というのは、コンピュータ以外でも使えるものが多く、色んなところに導入できると思う。

例えば、パーティションを切るということを、パソコンを使っている時にはよくする。パーティションを切るというと、簡単に言えば、ファイルの保存先を別のHDDにあるかのようにするという風にいえる。OSとは別のところにデータを保存したりするときによく使う。
 簡単に言えていない気がしているが、要するに、大事なものとそうじゃないものは別のところに置く、ということである。

私の中で、パーティションを切るという思想が応用として使えるなと考えるのは、家の間取りについてである。
もしかしたら、これはパーティションを切るというよりは仮想化の話かもしれない。

一つの家に複数の人が住んでいるとしよう。

このときに、それぞれの人の空間は、他の人からアクセスされないように、別空間として用意すべきである。
そして、共有している家の設備だけみんながアクセスできるようにしておくべきである。
この感じはパーティションを切る感じに似ている。
 
あるいは、家の間取りは、Webサーバーにも例えられるかもしれない。

外から人を招くときには、その客人は家のどこにでもいかれると困る。

したがって、客人にはある程度アクセス制限をつけなければいけない。
これは、サーバーにアクセスした人が、公開ディレクトリだけにアクセスできるのと似ている。


 今度は、プログラムのパッケージや拡張機能について、考えよう。
多くのプログラムは、あとからパッケージをインストールしたり、プラグインを追加することで、拡張機能をつけられる。
これは非常に便利である。
逆に拡張機能ありきで、初期搭載している機能を制限しているプログラムもある。

 学校というシステムについて、拡張機能という概念を導入するとどうだろう。

 学校はあとから機能を拡張したり、といったことはあまりしない。

 学校は色々なものを詰め込んで、All in one にしたがる傾向がある。

 しかし、私は、学校がもつシステムをもっと小さくし、教科指導などを拡張機能プラグインとして導入する方法があるのではないかと考えている。


 こんな風に、コンピュータの概念を他のフィールドに持って行くと面白い発見もあるのではないかと思った。